nell’s diary

気ままなゲイライフ、日々の想いをのんびり書きます。

直感 〜諦めていた愛〜

 

 

 

「仕事でスキーに行くから練習したい」

と言われ、人工雪のスキー場に行った事が

あった。

 

彼はスポーツはなんでも得意なんだろう。

とても軽やかに滑っていた。

 

ぼくはスポーツは苦手。

スキーなんて2回しかやった事がない。

 

ぼくに気を使って寄り添ってくれるけど

これじゃ彼の練習にならないと思い

「ぼくはゆっくりやるから、滑っておいでよ」

と言って、彼と別行動をとった。

 

ぼくは転ぶしスキー板はどっか行っちゃうし

散々な事になっていたので

下で休んでいた。

 

彼は颯爽と滑っている。

登ったと思ったら

あっという間に降りてくる。

 

誰が見てもかっこいいと思う。

ぼくはずっと見惚れていた。

スキーなんてどうでもよかった。

 

彼と一緒にいられて

彼の姿を遠くから見て

それだけで幸せだった。

 

ぼくは幸せだった。

でも、この幸せは続かない

これ以上のめり込んじゃいけない

なぜかそう思っていた。

 

初めて抱き合った瞬間に感じた

好きになるかもしれない

という気持ちが、嬉しい感情ではなく

嫌な予感 だったあの時から

ぼくは諦めていたのかもしれない。

 

その証拠に

幸せだった思い出を

3日続けて記事にしても

悲しみの涙しか出てこない。

今だって

スマホの画面が滲むほど

涙が止まらないんだから。

 

この事、書き始めなきゃ良かった。

好きだった気持ちを思い出し

悲しみだけを呼び起こした。

 

 

 

 

 

でも

彼に出会った事には

感謝してる。

 

これが本当の愛だよ

って、教えてくれたから。

 

 

 

 

 

 

 

 

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